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不忍ブックストリートの50冊~その3

2005-10-28

※「不忍ブックストリートの50冊」で私が選んだ本の紹介です。経緯はこちら。
※その1はこちら
※その2はこちら

その経緯でも書いたように、入荷できないはずだった『犬はどこ?』がラインナップに加わることになったので、ここで紹介させていただきます。

犬はどこ?今回の自分なりのテーマからいえば、そのものズバリのタイトルです。本著のあとがきで自分の思っていることは全て言われちゃってるんですけど、いうなれば、モデルになれない犬の本です。
奇しくも自宅からそう遠くないエリアに林さんがいらしたようで、近所の犬たちが掲載されているのですが、これが自分が思い描く犬というか、うちの近所の犬と大差ないのです。なんでアイツがどうしてコイツが載ってないんだ?と不思議なくらいに。
自分は敢えて駄犬と呼んでるんですけど、コ洒落た女性誌や犬の写真集(DOGなんちゃらとか洒落た装丁のもの)では見ることはないので、そういう犬ばかりメディアで目にしてると駄犬は世の中から消えたような錯覚に陥ってしまいます。そういうものを目にするにつれ「オレの知ってる犬じゃねぇ!」と心中つぶやいていました。
林さんの文章はマンホールの蓋を中心にいくつか読んでいたのですが、偶然『猫はどこ?』と出会い、そして『犬はどこ?』もあることを知りました。そして待望の文庫化!「おおっ、ここにもそこにも自分の知っている犬がいぬ!」
駄犬は大抵寝てます。起きていても眠そうで、動きがスローです。スローライフを地で行ってます。しかし食べ物には貪欲で、その時だけは動きが機敏になります。だから、本著の犬は大抵寝ているのです。時折、死んでいるのかと心配になるくらい、横たわってるのもいます。
すっかり人に慣れ、こうして人とともにいることで生きながらえてきた種族なのでしょうが、どうにも独特の寂しさ、悲哀にも似たものを感じずにはいられません。カタログの犬にはあまり感じられないのはなぜでしょう。そしてあの背中。オッサンの悲哀に通じるものがあります。いつも思うのですが、駄犬は赤提灯で焼き鳥食いながら一杯引っ掛けてても違和感ないんじゃないかと。
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